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2014-05-12

境目

音楽の活動の中で、色々な技術面で協力してくれる人が増えてきた。音源やアーティストとしてのPR材料を作ったり、自分自身や活動の方向性についてアドバイスを下さったりと、本当に色々な方々と出会って関わるようになって、そうした方々からいい影響や刺激を受けたり、自分一人ではできないことを手伝ったりしてもらいながら、私は今の活動を進めることができている。本当に幸せな状態だとつくづく思うし、そうした方々の協力がなければ、今の自分の成長はありえない。

そうして一緒にものごとを進めたり仕事をさせてもらったりする相手を、その一人一人の「人」そのものとしてみてみると、なんとなく気づくことがあった。それは仕事の技術とか能力いかんというよりも、人間性の問題である。

一緒に仕事をしたり何かをやってみたいと思う人、アドバイスなどの言葉に説得力のある人は、そうでない人と明らかに違いがある。それは私が思うに、思いや言動の最終的な目的が「相手」にあるか「自分」にあるかということで、いいかえると、その人がやっている仕事や言動の端々に現れてくる欲求が「相手に何か与えたい」とか「相手に幸せになってほしい」という「利他的」なものであるか、はたまた「自分が得したい」とか「自分のために」という「利己的」なものであるか、という違いではないだろうか。

私は自分がもっていないような技術とか才能のある人は、みんなすごいと思ってるし、そういう人が少しでも協力してくれることで本当に助けられている。だけど、中にはそういうお手伝いをすることで「これをやってあげたから、俺の宣伝しといてね」みたいな感じの人もちらほらいたりする。

自分の宣伝もしてほしいと言うこと自体は私は別に問題としてないし、それを言葉に出していてもそんなに気に障らない人もいる。ただ、そのお手伝いの仕事の内容とか仕事をする段階ですでに「(自分の)宣伝してほしいから、やってあげるよ」とか「こうゆうふうにした方が、(自分の)仕事のアピールにもなるからこうゆうふうにしようよ」みたいなことを露骨に言ってくるひともいる。これはプロとして「相手の要求をくみとって、自分の求めらている仕事をする」というよりも、完全に「相手に自分を売り込んでもらうための材料として、仕事をしている」ということだと思うし、いくら技術に長けていたり、結果その仕事が質の高いものであったとしても、その目的や想いの時点でそんな人は本当の意味での本物ではないし、そんな想いで仕事をしている段階では「一流のプロ」にはなれないと思う。それは一緒に仕事したり何かを協力してもらったりすると、その人の仕事に対するプライドやもっている想いみたいな部分も見えきてしまって、いくらすごい技術を持った人であってもなえてしまうことがある。

私がゆうのも変だけど、たぶん一流とか本物の仕事ができる人って、究極的に自分の技術・能力や仕事によって「相手に幸せになってもらうこと」を一番に考えられる人じゃないか。そうゆう想いで仕事をしている人は、言動にそれが現れていて、何よりも相手(お客さまや一緒に仕事をする人)の求めるものや相手のことを優先して考えていて、自分のもっているものをそれに柔軟にあわせようと努力しようとしているし、仕事する相手の特徴や性格なんかによって言葉も選んであげようという優しさがあふれている。そうゆう気持ちが見える人だと、私もまた一緒に何かをしてみたいと思うし、その人がもっている夢や目指している目標もこっちから応援していきたいと思える。

技術や能力が高い人は何万といるかもしれないけど、その根底にある想いの部分こそが、一流の仕事人になれるかそうでないかの「境目」になるように感じた。私も自分のことばかりではなくて、自分がいることで誰かに何かしらのものを与えられるように、そして何をするにもそうゆう気持ちで常にいられるようにしていきたい。
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プロフィール

神楽サティ

Author:神楽サティ
神楽サティ(かぐらさてぃ)と申します。
シンガーソングライターの端くれをしています。R&B、Rock、歌謡曲などを含んだ「ポップス」を目指して、現在ライブハウスで活動中。主に気まぐれなつぶやきですが、よかったらのぞいていって下さい。

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