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2015-04-26

選挙ウグイス嬢 体験

引き続き、書きたかった記事をば更新。
今日は選挙の日ですね。実は先日22日、なんと私は選挙カーのウグイス嬢を体験してきました。もちろん生まれて初めてだし、たぶんもうこれは人生でやることはないのではないかと。笑

こんな、一見全く縁も所縁もないような体験をすることになった経緯。

大学の時私は、必修科目はほとんどなく、半年ごとに好きな授業を選択できるというシステムの学部に通っていたのですが、そこで文章技法に関する授業をよく履修しておりました。文章の授業は結構人気があり、その中でも特に倍率が高かった山田ズーニーさんという先生のライティング技法の授業があって、厳しい履修選抜を通過した人達が授業をとることができたのですが、私も運良くその授業を受けることが出来ていました。
その授業では、毎回履修者同士でペアやグループになって対話をし、相手にインタビューをしたりされたりしながら、書きたい内容というのを相手や自分の中から引き出していく、という方式がとられ、そこで対面して出会う方々は、だいたいが物事を深く考えていたり、視点が面白かったり、変わったバックグラウンドや経験をお持ちの方だったり、本当に色んな方がいましたし、みんな話を聞いたり表現したりするのが上手な人ばかりで、この授業を受けると周りのレベルの高さにいつも圧倒されていました。

その授業で色々な方と出会って話した中でも、私が特に印象に残っていた方がいらっしゃいました。その方は、一度社会人を経験してから大学に入り直したということで、当時で30代前半くらいの少し年上の方だったのですが、その方と話すと、まず自分とは全く違うバックグラウンドを持っていて、興味の対象も全然違い、自分の知らない広い世界が目の前に浮かんでくるようなわくわくした感覚を覚えたのと、そのお話の仕方も、決して年上だからといって相手をバカにしたような感じも全くなく、自分が感動した時の話や辛いと思った時の話を純粋な気持ちをもって語って下さり、なんだか初対面とは思えないほど親しみを覚えたのでした。そして、その方がインタビュアーの際には自分もすごく話を引き出されて、結構深い部分まで自分のことを話したように思います。

この方とガッツリお話をしたのはこの授業の一度きりで、あとは学内や授業で顔を合わせると挨拶させて頂く程度でした。ちなみにこの方は、実はものすごく優秀な方だとあとでわかったのですが、学校の卒業式の学位授与の代表も務められたり、このお会いした授業の半年間のまとめとしての最終発表(みんなの前でのプレゼンテーション)では、全履修者の中で先生から最優秀の賞をもらっていたのでした。私は最終発表でこの方が受賞されたときも、自分が対話した方が選ばれたことに誇らしくなりましたし、自分が感動したお話がこうしてちゃんと認められたことも、嬉しい気持ちになりました。

そして、この方とはかろうじてfacebookでつながっていたくらいで卒業後は全く連絡もとっていなかったのですが、数ヶ月前からfacebookでこの方がなにやら板橋区で政治的な活動をしているというような記事を見かけるようになり、記事にいいねボタンを押したりしていました。するとある時あちらから久しぶりにメッセージが送られて来て、「今度板橋区の区議選に出馬する」ということを知りました。何かお手伝いできましたらとお話しすると、ちょうどウグイスさんが足りない日があり、そこに手伝いに来て欲しいというお話をもらったのです。
まさか自分が選挙のウグイスをやる日がくるなんて想像もしていなかったので、一瞬そのお誘いにはひるんだのですが、空いている少しの時間だけお手伝いさせて頂くことにしました。

前置きがかなり長くなりましたが、そうゆう経緯で、私は間中りんぺいさんの選挙ウグイスとして数時間ですが選挙カーに乗って、お手振りやご挨拶、公約などのアナウンスをさせて頂く体験をしました。ホントに短かったけど、前にイベントスタッフ等をアルバイトでやっていた経験もあって、アナウンスなんかは意外と得意な方だというのもあり、ウグイスの先輩にも褒めて頂けたり、なんとか無事役目を終えられました。

はっきり言って私はこの経験をするまで、お恥ずかしながら政治などに関心があるとはいえず、選挙もちゃんと考えて投票する人ではないし、正直この経験をしたからといって、政治にものすごく関心をもったということもない。けれど、今回の体験ですごく感じたのは、選挙に立候補するというのは、ものすごいお金や労力のいる長期間の戦いであり、周りには家族や友人、援護してくれる議員の方や同じ党の方々、そして地域の応援してくれる人々など、たくさんの支えてくれている人がいて、その支えてくれる人も基本的にはお金を渡すわけでもなく、ほぼ全部がボランティアの形で集まり、協力してくれているものである。

一週間の選挙運動では、朝早くから街頭にたち、一日中区内の地域を渡り歩く。「頑張れよ」と声をかけてくれたり、笑顔や手を振って返してくれる人もいれば、大半は素通りだったり、イヤホンをして演説や挨拶もきこえていなかったりする人達がほとんどだし、私もその大半の中の一人で、今までそういった選挙演説をしている人を見ても挨拶なんてろくにせず、自分には関係ないと思っているような方だった。ただ政治に関心がない私のような人にとっては、それもそうゆうものなのかもしれない。けれど、今回一瞬でもこの候補者側の立場として街頭や地域の風景をみてみて、選挙活動というがどんなに大変なものかということ、そしてそこには色々な人々の支援があってこそ成り立っているものであるということ、そして投票する側の地域の人々はそういった背景を知らないということに、うっすらと気づくことができた。政治に関心をもったとまで言えないかもしれないが、少なくとも街で演説をしたり、選挙カーで町中を回っているような人達には、少しだけ労をねぎらい、エールを送りたい気持ちになった。

普通の人ではなかなかできないような、貴重な体験をさせて頂き、知らない世界について知り、考えるきっかけになった。
今日の投票日。ここまで頑張ってきた方々が報われますよう、ささやかながら祈っております。
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プロフィール

神楽サティ

Author:神楽サティ
神楽サティ(かぐらさてぃ)と申します。
シンガーソングライターの端くれをしています。R&B、Rock、歌謡曲などを含んだ「ポップス」を目指して、現在ライブハウスで活動中。主に気まぐれなつぶやきですが、よかったらのぞいていって下さい。

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