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2015-01-24

居場所

レコ発企画から一週間。ホントに私にとって大きなターニングポイントになるイベントだったと思います。いろんなことを考えるきっかけになったし、いろんなことに気づくきっかけになった。本当にやってよかった。終わってから、自分のこれからの課題、新しく目指すべきもの、今年の目標なんかも少しずつ定まって来たような気がします。

そこで、企画前から私がライブに出る度によく考えてたことで、企画をやってみてからまた深く考えるようになったことがあります。
それは、自分の進むべき、目指すべきところとか、自分が居心地よく成長していける居場所って何なんだろうってこと。


実は私「女性シンガーソングライター」ってゆう肩書きというか、区分みたいなものがあまり好きではありません。
単なるシンガーソングライターという職業というか肩書きみたいなものは、そのままの名称で表せばいいものを、なぜわざわざ男性、女性で分けて表現するのか。私が思うに、それらをライブハウス等に赴いて音楽を聴く人の中に、女性のシンガーソングライターをメインで、または限定で応援されている人がかなり多いからかなと思ってます。その逆(男性)もしかり。

それはもちろん誰を応援しようと応援する人の自由だし、どうゆう部分を気に入って応援するかなんて、そのファンの人の自由なのだけど、「女性シンガーソングライター」ってゆう肩書きは、単純に曲を作って自分で歌う人、という意味での”シンガーソングライター”に付加価値をつける言葉にも思えるんです。

例えば、楽曲や歌のよさなんかは別として、顔がかわいい(イケメン)とか、会って会話をしたいとか、写真を撮りたいとか、そうゆうものを求めて女性(男性)シンガーソングライターを特別に応援してる人も結構多いと思います。むしろ応援する人をどちらかに限定している目的は、楽曲よりもそっちがメインなのかなって思うこともある。それは、アーティストとかミュージシャンというより、いわゆるアイドルみたいなもののイメージに近いのかもしれないけど。

私は曲を作る側としても、歌う側としても、そういった表現者としての自分の性別なんて関係ないと思っているし、その時に限って自分自身が男か女かなんてどうでもいいことだと思っている。そして自分が応援してるミュージシャンだって男も女もたくさんいるけど、それが男だからとか女だからというより、単純に楽曲や声や世界観が好きであれば、その人が男か女かなんてあまり関係ないと思っている。だから、男も女も関係なく、ライブを観たりや楽曲を聴いていいと思った人にはそれを伝えたり応援したいと思うし、ましてや「この人は男だからちゃんと聴こう」「女だからちゃんと聴こう」とかいうことはありえない。

けれどこの女性・男性シンガーソングライターという言い方は、シンガーソングライターというものである前に、女性であるから、男性であるから、という条件を暗に付け加えてしまっているように思う。私は女性シンガーソングライターという枠組みで自分をくくられると、なんだか違和感があるというか、すごく窮屈に感じる。それは多分私が特に女性を売りにしているわけではないというか、曲も歌も女性を意識するわけでもなく、女性として求められてるものを提供しようとゆうスタンスではないからだと思う。私の曲は女性目線も男性目線のものもあるけど、どれもたとえ男性が歌ったとしてもあまり違和感のないものになっていると思う。女性目線の曲なら女性的に、男性目線の曲なら男性的に歌う、という表現としての意識をする以外、表現者として自分の性別を売りにするということはない。

うまく言えないんだけど、女性シンガーソングライターフリーク(マニア?)と呼ばれる方々の中には、対バンライブで男性ですごい素敵な人がいても、男性であるという時点であまり興味をもたない人が多いような気がしてしまったんです。でもそれって、本当に音楽が好きだと言えるんだろうか。
ものすごい偏見だし、誤解を招く発言だってのは重々承知です。もちろん、女性SSWメインで応援してる方でも男性の演奏もしっかり聴いてくれる人もいる。ただ、その方がライブを聴きに来て下さってる目的というのが、曲や演奏を聴きたいからなのか、生でライブを観たいからなのか、はたまた会って話がしてみたいからか、写真撮影したいからか、かわいらしさに癒されたいからなのか、どうゆう動機で来ていらっしゃるのかによると思うのです。

私個人としては、シンガーソングライターというものの定義をふまえた上で、本来その人に求めるものを見失ってほしくないと暗に願っています。楽曲のよさや歌の良さなど、その人のアーティスト性というものが一番に重視されるのが、やっぱり本来の理想だと思っています。

私が今考えたりちょっと悩んでいるのは、私自身、ライブハウスの方やミュージシャンの方からは結構ウケがよくても、いわゆる女性シンガーソングライターフリークといわれる方々からはあまり人気がないのでは、と感じるということ。対バンさんやお店の方、また同世代の方などからは評判がよくても、女性シンガーソングライターを応援している、というようなお客さま(だいたい中高年の男性の方の割合が多い)からはあまり声をかけてもらえなかったりするんです。お客さまの層にもよるんですが、特に出演者が女性シンガーソングライターばかりのイベントだと、お客さんの大半がそうした中高年のおじさま方だったりしますが、まあびっくりするくらいモテない。笑 同年代はある程度声をかけてもらえたりもするんですが、悲しいことにそういったおじさま方からの人気がほとんどないんです。笑

その理由も、私が怖いのかとか、話しかけづらいオーラを出してるのかとか、色々考えたけれど、その上で思ったのは、なんか根本的に彼らが求めてるものを私は持っていないんじゃないか、と思ってしまいました。振り返ると、私はライブではファンサービス的なことはほとんどしない。ライブをやって、それを聴いてもらうだけでいいと思っているし、必要以上にはお客さんとライブやライブの外で深く関わろうとは思わない。むしろ、歌や曲を聴いてもらうだけで「この人のライブに来てよかった」と思ってもらえるくらいの人になりたいと思っている。
ただフリークの方々に人気がある女性シンガーソングライターの方を見てみると、もちろん個人差はあるが、必ずしも実力がある方ばかりではなく、愛嬌とか若さとかファンサービスとか、そういった部分で人気を得てるんだろうな、と思える人もいて、女性シンガーソングライターフリークの方々から気に入ってもらうには、純粋に実力だけでは勝負できないのかもしれない、とも思った。

じゃあ、そうゆう実力以外の部分をメインに磨いていけばいいのか、とも考えたのだけど、どうもそれは私にはしっくりこなかった。私がいくら頑張っても愛らしさを売りにするアイドルにはなれないのと一緒で、私がアイドルのような魅力を身につけて、そうゆう方々に認めてもらおうとするのも、なんか違うかな、というのが正直なところだった。
色々なライブに出てきて、色々な共演者の方々やお客さんに出会って来て、
自分のライブに対するお客さんの反応の傾向が分かって来たが、今まですごくそれをジレンマに思うことが多かった。ライブとしては上手くいったと思っても、お客さんの反応が薄かったりすると、じゃあ私はどうすればいいんだ、と思ってしまっていた。


そして一週間前の初自主企画。これはもう言ってしまえば、私の、私による、私のための、企画だった。対バンさんも、私が共演したいと思った人達だったし、お客さんも私が誘ってみて「行きたい」と言ってくれた人ばかりだったし、ライブ自体も今回はサポートの方々に私からお願いして、初めて弾き語りにアコギとパーカッションを加えた編成を取り入れたものだった。

そんな私がやりたいようにやった企画だったが、自分自身本当に心から楽しかったし、お客さんにも喜んでもらえて、私は「これがやりたかったんだ」ということに気がついた。今まで悩んで来たことが嘘のように、自分のやりたいことを誠実にちゃんとやれば、こんなにもたくさんの人に楽しんで頂けるんだと。そうしたら、自分に嘘をついたり、無理することはないんだと思えた。自分を気に入ってくれる人のために、自分のやりたいことに共感してくれる人のために、全力でやりたいことをやればいいんだと。

だから、今年の目標というか、これからはできるだけ自分が理想とするものを追求して、その姿に近づいていくことを目指そうと思う。
これからは普段出演するライブハウスや対バンの方々も、ちょっと慎重に見て考えていこうと思っている。今までは何も分からず手当たり次第なところがあったけど、これからはそろそろ、もっと賢いやり方をしていきたい。自分の肌に合う場所で、自分と同じようなものを目指しているミュージシャンの方々から、吸収して勉強させてもらいたい。自分に合った正しい方向で、努力ができるように。

そして、弾き語りだけではなく、サポート付きやバンド形態などでも演奏をしたりして、もっと自分の曲や音楽の表現のスケールを大きく、幅を広くしていきたいし、その分もっともっと伝えられるようにしたい。曲だって、それに伴って色んな角度からのものが書けるように試行錯誤していく。

お客さんも、もっともっとたくさんの人に見てもらえて、もっとたくさんの人の心に届けられるようになりたい。多くの人に認めてもらって、自分の音楽やライブを楽しみに待っててくれる人を増やしていきたい。そのためのプロモーションだって、しっかり考えてやっていきたい。

そして、できたら今年中にワンマンライブをしてみたい。


1月17日の企画は、自分のあるべき場所とか、やりたいこととか、自分の目標とかを再確認するきっかけになったし、ここから2015年をどうゆう風に進んでいくか、じっくり考えながらも着実に前進していきたいと思っています。

自分のあるべき居場所に近づいていって、自分の心が求める姿に近づいていく、今年はそんな年にしていきます。

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プロフィール

神楽サティ

Author:神楽サティ
神楽サティ(かぐらさてぃ)と申します。
シンガーソングライターの端くれをしています。R&B、Rock、歌謡曲などを含んだ「ポップス」を目指して、現在ライブハウスで活動中。主に気まぐれなつぶやきですが、よかったらのぞいていって下さい。

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