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2015-03-28

カリスマ・サザンファンの集い

昨日、29日のライブのリハをしてきました。29日のライブというのは、私にとってはいつもとはちょっと違ったライブでして、サザンオールスターズのファンの方の主催しているイベントで、サザンのカリスマファンと言われる「稲村セブンさん」の50歳のお誕生日を祝うパーティという催しなのです。そこで私は、サザンの曲を演奏するアコースティックバンドの中でコーラスを担当させて頂くことになり、昨日は初めてバンドのみなさんとの顔合わせと演奏リハだったのです。

色々はじめてのことが盛りだくさんだったのですが、サザンのトリビュートバンドの「いとしのエリーズ」ボーカルとして活躍されているTOWAさんという共演者の方とも初めてお話させて頂いたのですが、実際お会いすると本当にカリスマというか、サザンファンとしての知識もボーカル力ももちろん、一人の人間として本当に素晴らしい方で、お話するごとにセブンさんと並んでこの方がカリスマと言われる所以がすごくよく解りました。

コピーバンドというのは、もちろんオリジナル曲ではなく元のバンドの曲をカバーするバンド。TOWAさんはもともと昔はオリジナル曲のバンドを組んでいて、そのバンドでもメジャーデビュー目前までいくような実力だったそうですが、プロになることを意識しはじめ、そこで友達ではなくプロのサポートメンバーと一緒にはじめると、その練習や活動があまり楽しくなくなってきたんだそうです。そこでご結婚を機に音楽を趣味としてやろうと割り切り、サザンのコピーバンドに力を入れると、それが大好きな「音楽」と大好きな「サザン」を両方できるいわば天職のようなものだということに気づいたんだそうです。

この時のお話が今の私にとってはドンピシャというか、かなり心に響くお話でして、自分の仕事と音楽のことについてもお話させて頂いたのですが、なんだか普通の人と話すのとは全く違う反応が帰ってきて、「仕事と音楽を別に考えないで、どうつなげていくかを考えたらいい」「音楽をやる時に、仕事として割り切る付き合いより、友達的な関係で付き合う方が輪が広がっていく」といったようなお話をして頂き、これがすごく自分にとって沁みました。さらに集客とか活動のことなんかについてもすごく実用的なアドバイスを頂いて、いつもライブハウスを満員にしているような人気ボーカリストの方の言葉ということもあり、より説得力があるように感じました。どこかで「コピーバンド」というのは、悪い言い方をすればモノマネに近いものだと思っていたところもありましたが、TOWAさんのお話をきくと、本当に1人の音楽家として確固たる想いを持っていて、オリジナルでもカバーでも音楽でお客さんを楽しませるということは共通項であり、だからこそTOWAさんが考えて実践されて来たことというのは、自分にとっても本当に納得できることばかりだったのでした。本当にいい出会いだった。

あと当然のことなのですが、セブンさんもTOWAさんも自分達のことを「宗教」と自称するくらい、本当にコアなサザンファンの方々です。稲村セブンさんは2008年のサザンNo.1フリークを決める大会で優勝し、日本一(当然世界一)のサザンフリークの称号を持っているお方で、桑田さんやサザンとも何度も対面やお仕事をされている方ですし、兼近TOWAさんはサザンのコピーバンド「いとしのエリーズ」のボーカルを10年間されていて、毎月ホームの箱でのライブを継続してやられている他、学園祭や1000人規模の野外ライブなども何度もされているという、トリビュート界のカリスマ的存在の方。
このお二人の会話を聞いていると、「この曲は◯○年の◯○ツアーの時にしか歌われてないよ」「◯○ツアーの時のイントロはこうゆうアレンジだった」「◯○年の東京ドームの何曲目がこの曲で」「これはテレビ放映してないからデータは残ってないけどあの時の◯◯のサブイントロはこんな感じ」というように、もう次元が違いすぎて完全に会話についていけない状態になりました。笑
他にも、私が間違えてサザンの曲で正直あまり有名ではない曲を流してしまったとき、二人揃って曲名を一瞬で言い当てたり、本当に「サザン教」と言わんばかりのレベルで、この方々の前で自分がサザンファンを自称するのは本当にお恥ずかしいことだと思いました。(笑)

また演奏のほうは、セブンさん、TOWAさん、もう1人ギターの方と私のコーラスで、最初は本当に私なんかのコーラスで大丈夫かと不安しかありませんでしたが、みなさんがすごく暖かい雰囲気だし、なんとかアカペラサークルにちょっとだけいた頃の感覚を活かしつつ(笑)、いい感じのリハができたと思います。本番は他の豪華な出演者の方やサザンのファンの方ともたくさんお会いできそうで、リハを終えてますます楽しみになってきました。改めて、本当にサザン好きに悪い人はいないんだな、と思ったし、ますます私もサザンを応援していこうと思いました。

そんな感じで、全てが新鮮だったカリスマサザンファンの方々との顔合わせリハが終わり、本番は29日になります。サザンファンの方はもちろん必見です。ぜひぜひお越し下さい!
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3月29日(日)
「稲村セブン 生誕50周年パーティー」
場所 ライブハウス風鈴
開場12:15 開演13:00 (終演 16:00)
<出演>
稲村セブン / 兼近TOWA(いといのエリーズ)/ POP’N KISS
露木麻土香/ 山本航 / Hiroshi Mogi / 神楽サティ
※原由子さん的コーラスサポートで出演します!
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2015-03-25

特に書くこともないんだけど。

そうなんです。特にこれを書こう!って話題とかもないんですが、今日はわりとノープランで書き始めました。だって今月はあまり更新できてないし。
話題がなかったわけでもなかったのですが、書こうと思った話題が浮かんだ時は「今じゃない方がもっと面白く書けるかも」とか思って大事にとっておいたりして、そうゆうことが溜まっていって、結局なにも手をつけなかったり。そうゆうことが今月も多かったです。忙しかったりすると尚更。私の場合これは結構曲作りにも言えることがあって、思いついた話題を何でもどんどん曲にすればいいんだけど、変にこだわったりしてその中から厳選したりそれぞれじっくり熟成させてかないと気が済まないのか、なかなか筆が進みません。

これがゴッホとかピカソとか、すごい才能のある人とか世間に認められてるレベルだったら、「大作を生むために時間をかけている」と捉えてもらえるだろうけど、私みたいに完全な修行のレベルでこの感じなのはさすがにまずいのかな、才能ないのかな、とも思ったり、その反面なかなか自分に正直にしか生きられず、納得できなくてもどんどん作る、という作り方はいまだに苦手なのです。
ただね、そうゆう練習も今の私には必要なことだと感じてて、最近しはじめてるところです。あとは私の課題でもある歌詞を研究したり。ライブが無いときは、こういった地道な修行をしているのです。ボーカルスクールをやめてからは、こうゆうインプットもアウトプットも基本的に全部1人で考えて判断していくから、成果が出てるのかも前に進んでるのかも分かりづらくて、辛くなって来たりするけど、なんかひたすら自分の信じたことをやってみるってのは嫌いじゃない。だから今のこの環境は嫌いじゃない。むしろ自分の課題と向き合うことを、結構楽しんでる。

あとは最近、自分の生活の中の割合というか、やりくりについて考えることが増えた。
それは主にお金と時間についてだけど、仕事することは、時間を使って、その分お金を稼ぐこと。音楽をすることは、今の時点の私にとっては主にお金を使っていて、時間も使うことだし、そして頭も使うこと。今の私は、正社員として週5で仕事をして、その休みや仕事の合間で音楽をしていて、仕事で稼いだ分のお金を、生活費と、音楽と、音楽をやるために必要だと思ったその他のことに使っている。頭については、仕事中は基本的に仕事のことに集中して考えなければいけないし、それ以外はほぼ音楽について考えている。こうみると、音楽について使う時間と音楽について考える時間を増やしたい、と思って、そうなると必然的に仕事の時間を減らそうとも考えるんだけど、結局仕事を減らせばその分お金が減るわけで、お金が減ったら時間が増えてもできることは減るわけで、どっちがいいんだろうとか考えると、やっぱりその与えられたバランスの中でいかに効率的にやりくりするかを考えるのに頭を使うわけで、頭を使おうとするとなんとなく仕事が疎かになりそうにもなるわけで。

うん、ノープランだけにこんなグダグダな文章になっているわけで。
そしてこうなるのがいやだと思ってると、全てこだわって完璧にやろうとするから、なかなか手をつけられず腰が重くなるわけで。


…はあ。ジレンマ。笑

そんなこと考えてたらもう眠くなったので寝ます。というかこの記事も半分寝そうな状態で書いてました。色々とすみません。

明日(日付変わって今日)はライブです。初出演の渋谷ループさんですが、初出演とは思えないくらいこれからお世話になる予定がありまして、明日は気合いを入れてきます。あ、フライヤーをおニューバージョンにします。ぜひゲットしてね。ではは。


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3月25日(水)
Make happy!!!!!
場所 渋谷 LOOP annex
開場 18:00 開演 18:30
前売 2400yen 当日 2900yen
<出演>
瀬川あやか / すずきももこ / もちとちーず / 神楽サティ / 加織
※出演は三番目19:50~です!

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3月29日(日)
「稲村セブン 生誕50周年パーティー」
場所 ライブハウス風鈴
開場12:15 開演13:00 (終演 16:00)
<出演>
稲村セブン / 兼近TOWA(いといのエリーズ)/ POP’N KISS
露木麻土香/ 山本航 / Hiroshi Mogi / 神楽サティ
※原由子さん的コーラスサポートで出演します!

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3月30日(月)
「Unite, Your Night ♯43」
場所 赤坂グラフィティ
開場 18:30 開演 19:00
前売 2000yen 当日 2300yen (1ドリンク別)
<出演>
井上水晶-mia- / 三ヶ尻愛美 / おとなり / 神楽サティ
※出番はトップバッターで19:00~です!
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2015-03-15

個性

最近お世話になっている方々からいわれることは、主に「個性を伸ばしなさい」ということ。今までもスクールの先生とかからいわれたことがあったけど、最近は特にこの課題が一番自分に必要なものなんだと自分でも思うし、他の方からも言われるようになってきている。

これも誰の言葉だか忘れちゃったけど、「粒が小さい上に丸ければ、引っかかることなく振り落とされるけど、粒が小さくてもどこかが尖ってるところがあれば引っかかって残る可能性があるんだ」と。もちろん粒の大きいものを目指していくのが大前提なんだけど、その前の段階でどこかで突出してる部分があったり、なんらかの形で目立つことで誰かの目に留まったりすることもあるし、また「この人はこうゆうもの」というイメージがあった方が印象にも残りやすいのだろう。ということで、今の私はまだその個性が薄くて、抜きん出た何かが必要なのだ。

これを言われるようになってからというもの、「個性とはなんぞや」というのを意識して生活するようになり、ふとテレビを観てて目に入ったのが、ある若手のお笑い芸人たちの番組だった。若手のお笑いって、喋りの面白さももちろん必要だけど、特にこの「キャラ」が命というか、他の芸人より少しでも目立って生き残っていくためには自分達の「キャラ」をいじってもらったりすることが大事な要素なんだな、と思わせんばかりに、見た目にしてもギャグにしても、一生懸命にキャラ作りをしていた。そして実際に今まで生まれブームを巻き起こして来たキャラ(ギャグ)たちは、それによってその芸人が色々な番組に呼ばれるきっかけになったり、そのキャラのおかげで人気者になったりという成果を生んで来ている。

ただそれを見ていて一つ心配に思ったのは、そこに出ていた強烈なキャラをもった芸人達はみな「一発屋で終わりそうな芸人」と言われている人達だった。名前は出さないけど、お笑いで毎年かならず流行るギャグとかキャラクターやグループとかがいるけど、だんだんとそのギャグやキャラクター自体の注目度は下がっていくのは当然の流れであるだろうし、むしろ生き残っていく人、長年にわたって人気を維持し続けている人達というのは、むしろそのキャラがなくなってもやっていけるようなセンスやトーク力などの実力を備えた人達なのだと思う。

ということを考えると、「個性を強くしなさい」と言われてなにかを誇張しようとしたり、方向性を決定づけようとする時に、「個性」と「キャラ」というのは別で考えた方がよいのではないか。自分の中にないものを「キャラ」として無理して演じるのは、それはそれで辛くなって来たり長続きしなかったりするだろうし、また何か自分の中のものを誇張して表現してみるとしても、それはそれでいずれ飽きられたりすることもあるのではないか。かといって長続きさせることを考える前に、まずは周りよりも抜け出さなければいけないという段階では、無理してでも何かを押し出した方がいいのかもしれない。

たとえばバンドで言えば、楽曲の世界観の他に、イメージカラーとか衣装を統一感のあるものにしたりとか、視覚として分かりやすいものが一つの個性になると思う。また芸人の例で言えば、裸でギャグをすることを売りにしてブレイクしたとしたら、裸であることがその芸人のトレードマークになると思う。ただその場合心配なのは、その後の活動で「服を着るタイミング」であり、一度裸のキャラで世に認知された後にその芸人が服を着てしまえば「キャラが崩壊した」と言われかねないし、かといっていつまでも裸で居続けるのもつらいものがあるだろう。おせっかいかもしれないが、色物とかキャラを前面に押し出している芸人を見ていると、そうゆう後先のことを考えて心配になってしまう。

何が言いたいかといえば、「個性を磨く」ということは簡単なようで、実はよく考えてからやらないと後で大変になるのではないか、ということだ。安易にキャラ作りをしようと思えば、そのキャラで注目されたとしてもその後それを演じ続けるのも大変であるし、それで注目され続けることも簡単ではない。だからまず個性やキャラといっても、その先の先を見越していなければ、後に行き詰ってしまう原因にもなりうるのだろう。

ということで、私はまだ自分が伸ばすべき個性をちゃんと探していくところからのスタートなのだろう。そのためには、自分が何が好きなのか、何が自分に合っているのかを知ることが必要で、そのために言葉や音楽やその他の芸術など色んなものを知って吸収し、その中から選択していかなきゃならない。膨大なものを吸収していけば、その中には向き不向き・好き嫌いがあると思うが、中には「これだ」と思えるものが出てくるんじゃないか。「吸収した分しか出ることはない」というのは、単純だが本当に確かな理論である。個性の第一歩として、先人の個性から学ぶことである、というのが一番の近道であり、最善の方法であるということだ。

近頃は色々な方々からアドバイスを頂けたり、協力して下さるという方にもだんだんと恵まれてきている。「個性を伸ばすこと」や「色々なものを吸収する」ということも、周りの方々からアドバイスとして頂いたことで、本当に自分に必要なことだと納得できたことだ。そんな環境に感謝しつつ、それに見合うように、私自身が努力して粒を大きくしていかなきゃならないのだろう。そんなところで、適度に尖りつつ、粒も大きい人間になれるようにより一層精進してまいります。

2015-03-06

3.3 graymarinaさん企画「うみのさち vol.1」@下北沢モナレコード

ちょっと遅くなりましたが、先日出演させて頂いた、シンガーソングライターgraymarinaさんの企画ライブのレポを!
graymarinaさんとは去年の10月に同じ下北沢モナレコードで対バンで、その時お互いの音楽性も含めてすごい話や価値観が合うというか、初対面だけどすごく仲良くなれて、私のレコ発の時も観に来て下さったし、今回彼女の記念すべき初企画ライブにも出演者としてお招き頂きました。ホントに嬉しいです。
そしてこの企画は純粋にとても楽しかったし、お客さんも出演者さんもgraymarinaさんのお人柄が引き寄せているのか、すごくいい人ばかりで、気持ちよく演奏できたし、気持ちよく鑑賞できました。たくさんのいい出会いがあって、初対面の方々とも仲良くなれて、ホントに素敵なライブだった〜

以下、私の今回のセットリスト

1.今夜はヒットスタジオ
2.哀愁ロマン
3.Julie
4.イイワケ
5.小さな恋のうた

トップバッターだったけど、お客さんもしっかり演奏を聴いて下さったようで、私にも声をかけて下さる方が何人もいて嬉しかったです。今回はお客さんの層が大学生とかそのくらいの方が多く、普段のブッキングなどではそうゆう方々に見てもらえる機会って少ないので少し新鮮だったし、意外と「Julie(歌謡曲のスター沢田研二さんに捧げるうた)」とかも人気があって、嬉しかったです。あと「イイワケ」はわりと世代問わず安定して人気(というかインパクト?笑)があるようなので、ライブでは頻繁にやってしまいます。割と鉄板ネタに近いです。めっちゃ暗い内容ですが。笑 
あとこの前このブログの楽曲紹介で紹介した「小さな恋のうた」も披露して、これはたまにしかやらないレア曲なのですが、披露した時にはこの曲が好きと言ってくれる人が絶対いるので、意外と捨て曲ではないなと思ったので、もうちょっと登板させてもいいかもと。笑 私っぽくないのでやってる時は結構不安なのですが、こうゆう曲があるとバリエーションが広がる気がします。

今回はセトリをどうしようか結構悩んで、セトリというものについてよく考えるきっかけになった。イベントがブッキングなのか誰かの企画なのか、他の出演者の方の雰囲気とのバランスを考えたり、または出演順で自分はどうゆう役割なのかということだったり、決められた持ち時間でできる曲数野中でのバランスだったり。色々詰め込みたいけど流れを軽んじてはいけないし、同じような曲が続いてもいけない。また新曲やレアな曲も入れたり、MCはどこでどうゆうのを入れようかとか。なんか考えだしたらあーでもないこーでもないで、悩んだけど、今回はこんな感じでしっくりきてよかったと思う。

今回出演されてた方々はホント多種多様だったけど、みなさん個性と実力を持ち合わせていて素敵な方ばかりだった。主催者のgraymarinaさんは私よりお若いけど、もうすでに自分の特異な世界というものを追求されていて、それに向かって突き進んでいるようなライブだと思った。今回は共演者の方々それぞれが、誰かの真似とかではなく楽曲などで独自の世界観というか唯一無二なものを目指しているような方が多かったように思えて、その良い意味での「クセ」みたいなものが最高にかっこよく思えた。
私は最近、大衆向けである「ポップス」と独自の「個性」というものの折り合いをどうつけていくか、というところを考えながら音楽を聴いたり、曲を作ったりしているのだが、今回の方々を見ていて、大衆受けを狙ったり、多くの人が聴きやすいキャッチーさを追求することだけが正義ではなく、耳に残る違和感や、人に媚びないような姿勢とか圧倒的なものというのは、とてもかっこいいものだと思った。そうゆう振り切った極端なもの、コアなものの魅力を知った上で、私はどこのポイントで自分の着地点を見つけたら良いのか、すごく考えるきっかけにもなるライブだった。

ということで、とても楽しくて収穫の多いライブで、本当に出演できてよかったです。
graymarinaさん、出演者のみなさま、お客さま、改めましてありがとうございましたー!



さてさて、今月のライブはちょっと間が空きますが、あと3本。
セトリもより一層工夫してそれぞれ面白みのあるライブにしてゆきますので、ぜひぜひお越し下さいー!
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3月25日(水)
Make happy!!!!!
場所 渋谷 LOOP annex
開場 18:00 開演 18:30
前売 2400yen 当日 2900yen
<出演>
瀬川あやか / すずきももこ / もちとちーず / 神楽サティ / 加織

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3月29日(日)
「稲村セブン 生誕50周年パーティー」
場所 ライブハウス風鈴
開場12:15 開演13:00 (終演 16:00)
<出演>
稲村セブン / 兼近TOWA(いといのエリーズ)/ POP’N KISS
露木麻土香/ 山本航 / Hiroshi Mogi / 神楽サティ
※原由子さん的コーラスサポートで出演します!

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3月30日(月)
「Unite, Your Night ♯43」
場所 赤坂グラフィティ
開場 18:30 開演 19:00
前売 2000yen 当日 2300yen (1ドリンク別)
<出演>
井上水晶-mia- / 三ヶ尻愛美 / おとなり / 神楽サティ
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2015-03-05

下北沢屋根裏さん

かなり話題になっているので知っている方も多いかもしれませんが、今月3月をもって「下北沢屋根裏」というライブハウスが閉店するそうです。

そのことを知ったのは1月23日、たしか閉店が発表された次の日。会社の方から、「そういえば、あやかさん(私の本名)が出てた下北の屋根裏、クローズするんだって?」って言われて、なんだかよく分からぬまま屋根裏さんのホームページを見てみたら、トップページにその主旨の内容が掲載されていた。それを見てもすぐには受け入れられなかった。とても信じたくはなかった。

私が屋根裏さんに初めて出演させてもらったのは、去年の7月。そこから結構毎月のように誘って頂いて、出させて頂いてはいたけど、数えても半年ちょっとくらいで、それに対して屋根裏さんの歴史は29年。私が屋根裏さんで出会った店長さんやスタッフの方々や共演者の方々は、もちろん私よりも屋根裏さんと長い長い付き合いの方ばかりで、私なんかより屋根裏さんの歴史にも詳しいし、屋根裏さんでの想い出もたくさんあるはず。本当はそんな方々の前で私が「寂しい」とか言う資格なんて、全然ないのかもしれない。だけど、なぜだか分からないけど、本当に猛烈に寂しくて、内心は今でもこの現実を受け入れたくない気持ちである。

こないだは、屋根裏さんで何度か共演だった方の屋根裏での弾き語りラストライブを観に行って、そして私がブッキング希望で音源を持っていった日からずっとお世話になっていた山田店長さんにも、閉店と知ってから初めてご挨拶もしてきた。その日最初に山田店長さんに話しかけた時、いつもの調子で「お〜!自主企画どうやった〜?」って言って下さったのだけど、正直なんだかちょっと寂しげというか、店長さんもどこか気を遣ってるような感じもして、なんだかすごく心が痛くなった。その後はだんだんと気まずさもなくなって普通にお話ができたし、お店を閉めることになった事情についても少しお話を伺えたし、それが決まってからも、なんとかならないかとかなり頑張ったのだけど、結果閉めることになった、という事情も伺った。それまでは私自身「納得ができない」「信じられない」という気持ちしかなかったけど、店長さんを始め屋根裏の方々は、それよりもずっと前から、それよりもずっと強い想いで戦って来て、その上でこうなってしまった、という結果なのだと知ったら、少しだけ現実を受け入れようと思った。

私にとって屋根裏さんは、初めて生粋のバンドマンの人達と知り合える場所だったし、憧れのバンドマンという人種に出会える、大好きな場所だった。店長さんがいつもブッキングに誘って下さるときも、「この日は◯○くん(ちゃん)っていうめっちゃいいアーティストさんがおるから、ぜひサティさんと当てたいのよ〜」って言ってくれて、いつも本当に素敵な方々のブッキングに入れて下さっていたから、本当にいつも楽しかったし、いつもすごく勉強になった。

気づいたらほぼ毎月出てたのもあって、私は勝手に自分のホーム的なライブハウスだと思っていた。こっちが人見知りして話せてないスタッフさんも多かったけど、めちゃめちゃ居心地よくて、いつも精算時の店長さんからのアドバイスが楽しみで、終電間際まで居座っていた。また屋根裏さんで出会ったアーティストの方々は、ロックだったり、いかつかったり、ちょっと変態orコミュ障気味だったり、色んな人がいたけど、みんな独特のものを持っていてすごく面白かったし、私ともたくさん話してくれたし、ライブに対してもコメントをくださって、本当に尊敬できる方ばかりだった。そして私のサポートバンドでベースの方が見つからない時も、屋根裏さんに相談してスタッフの豪さんが紹介してくれた方に今サポートをお願いしていて、期間としては短くはあったけど、屋根裏さんには本当に色々な面でお世話になった。そしてもっともっと長い間お世話になる気まんまんだったし、これからもここでいっぱい勉強していっぱい成長しようと思っていた。

だからもう屋根裏での自分のステージがなく、お店に行くのも今月いっぱいと思うとすごく寂しいけど、この前言った屋根裏のライブで出られていた方々は、長い間屋根裏で演奏して来た人ばかりだったけど、すごくポジティブで、ライブのMCの中でも屋根裏への感謝をたくさん伝えて、最高のラストステージをされていた。それを見つめる山田店長さんと豪さんの目も、なんだか感慨深いような、子供を見る親のようなまなざしで見つめていて、それを密かに見ていた私はぐっときてしまった。

今月は行ける限り、屋根裏さんにたくさん遊びにいこうと思ってます。今まではそんなに入り浸ってもいなかったのだけど、やっぱり寂しいという気持ちは誤摩化せないから、少しでもこの屋根裏さんの空気を最後まで吸っていたいなと思って。そして私にとって、という以上に、音楽業界の歴史において、29年もの間数々のミュージシャンが出演して来た下北沢屋根裏さんが閉店するというのは、その歴史の中に刻まれる重大な出来事なのだろう。本当にありがとう。あと数十日、最後の日まで最高の想い出を作っていって下さい。

2015-03-02

楽曲紹介コーナー 第11弾「小さな恋のうた」

今日から3月。そろそろやっと春ですね〜
前のブログでもちょっと言いましたが、これから曲作りをより一層意気込んでいこうと思ってまして、最近は今まで避けて来た「私っぽくない曲」にも挑戦してるんです。私っぽくないというのは、いっちゃえば私があまり自分では好き好んでは聴かない曲だったりするわけですが、例をあげればハッピーな長調(楽しい感じ)の曲とか、女の子の気持ちを歌ったかわいらしい感じの曲とかは私っぽくないと自分で思っています。(笑) 
そんなところで私っぽくない曲として生まれたのが前回楽曲紹介した「片想い」という曲だったりするわけですが、実は結構前に同じような私っぽくない曲を一つ作っておりましたので、こちらも紹介してみようと思います。

タイトルは
「小さな恋のうた」です。
今回はまず歌詞から載せたいと思います。

ーーーーーーー

小さな恋のうた
作詞 / 作曲 神楽サティ

大好きなあなたの 幸せを願うほど
私はもう どこかへ消えてしまいたいのです

あなたのことが知りたくなった 
ひとつひとつの仕草が気になったあの日から
あなたにまた会いたくなった 
昼も夜もその声を思い出すことに気づいたの

だけどこれは言えない これ以上寄り添えない
何かが壊れるのが怖くて あなたの優しさ避けてしまう

大好きなあなたの 幸せを願うほど
私はもう どこかへ消えてしまいたいのです


会うたびに確かめてゆくの
あなたへのこの気持ち 嘘でないということを
会うたびに妄想してしまう
気づけば恥ずかしいほど 先の先までの未来

だけど一歩踏み出せない きっと私ふさわしくない
あなたに釣り合ってる誰かの 邪魔にはなりたくはないから

大好きなあなたの幸せを 願うほど
私はもう どこかへ消えてしまいたいのです

慌てて口走る「さようなら」 いつも1人心は泣いてる
いずれあなたから告げられるくらいなら
いっそ何も始まらなくていい

たとえばあなたと私に 幸せな未来があったとして
他の誰かに心変わりするなら いっそこのまま身を引きましょうか


大好きなあなたの幸せを 願うほど
私はもう どこかへ消えてしまいたいのです


ーーーーーーーーーー

はい、ここで突然の質問なんですが、
「愛」と「恋」の違いって何なんですかね。

以前この質問に対して、私的にめっちゃ納得できる回答をしていた人がいたのですが、その人によると
「恋」というのは相手への愛情や行為というものが、「自分の方に振り向いて欲しい」「相手に自分のことを好きになってほしい」という利己的な気持ちを伴うもので、結局は自己への愛情(自分のことが一番好き)という範囲のものであるのに対し、

「愛」というのは、純粋に相手のことを想い、相手が自分のことをどう思っているかよりも、ただ単に相手に尽くしたいとか、幸せになって欲しいという愛情なのだそうです。いわば見返りを求めない「無償の愛」というもののことを言うのです。例えば、これはお母さんが我が子に対して感じる愛情とか行為などが当てはまると思われます。

ということは、普通の恋愛というものは、ほとんどの場合「相手に振り向いてほしい」とか「相手にも愛されたい」という気持ちの塊なわけで、前者の「恋」ではあっても後者の「愛」の域にはなかなか到達できないわけです。分からないですけど、結婚とかして子供とかが生まれたりしたらどんどん後者に近づいてきたり、または恋愛の過程で後者に近づくことによって「この人を幸せにしたい=結婚を意識する」みたいになるのかもしれませんが、そうなることはお互いが強い信頼関係で結ばれていたり、本当に自分よりも相手が大切だと思えたりしなければ難しいことなんじゃないかとも思います。

ただ、私はこの「恋」と「愛」の違いの話をきいたとき、恋よりも愛というのは崇高なものなんだと思いましたし、恋がどんどん発展して成熟していくことによって愛に近づいていくものなのではないかと。ということは、恋というものは、それが究極のところまでいくと「相手が幸せなら自分なんてどうでもいい」と思えるようになるのではないか、と考えたのです。

そこでこの「小さな恋のうた」のサビの歌詞

「大好きなあなたの 幸せを願うほど
私はもう どこかへ消えてしまいたいのです」


というのは、なんだかぶっ飛んでるようですが、実は言い換えれば「究極の相手への愛」の形なのではないかと。はい、かなりおおげさですが。笑

この曲のイメージは、すごく自分に自信のない女の子が誰かに恋をしたんだけど、色んなことを先回りして妄想したり、マイナスな方に考えたりして結局なかなか踏み出せない、という時の気持ちを歌っているのですが、
実は、「好きすぎて、相手の幸せを考えたら、自分なんて消えてしまいたい」という、ある意味さきほどの「無償の愛」の形を体現している曲だとも解釈できます。

客観的に見たらこの女の子はそれで本当に幸せだといえるのかは疑問ですが、
もしこの好きな相手の人が他の女の子を選んで、その子と幸せになったとしたら、
この女の子はきっと「自分が身を引いてよかったんだ」と思うのでしょう。
相手のことが好きであるが故に、相手が自分を選ばずとも、相手がそれで幸せになれるのなら、彼女はそれを受け入れる。それがまさに「無償の愛」の形なのではないでしょうか。

いやーでも、見てる側はとても辛い話ですね。笑

ただこの論理で行けば、この子はそれで幸せなのでしょう。もうホントにマザーテレサのような広い心を持たないと無理でしょうけど。逆に言えば、だからこそ恋愛で「無償の愛」の次元に到達することは、本当に難しいことなのかもしれませんし、それを乗り越えたカップルは本物なのでしょう。

とまあ、色々考えたのですが、この曲は「小さな恋のうた」といいつつ、実は壮大な愛がテーマとなっている?のかもしれません。笑 

自分で書いておいてなんなのですが、あまりちゃんとした解釈を決めてるわけでもないので、みなさんに色々な解釈をしてもらえたら幸いです。(無責任w)
ライブでやるのはわりとレアですが、たまにやると意外と気に入ってくれる人がいるので、またどこかでやります。ぜひぜひ聴いてみて下さい!
プロフィール

神楽サティ

Author:神楽サティ
神楽サティ(かぐらさてぃ)と申します。
シンガーソングライターの端くれをしています。R&B、Rock、歌謡曲などを含んだ「ポップス」を目指して、現在ライブハウスで活動中。主に気まぐれなつぶやきですが、よかったらのぞいていって下さい。

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