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2015-02-07

マーケティングの基礎を学ぶ

どうもどうも、先ほど読み終えたばかりの本がとても面白かったので、せっかくですからご紹介しておきます。
「なぜか売れる」の公式(理央周 著)

いわゆる「マーケティング」についての本なのですが、めちゃめちゃ分かりやすく噛み砕いてあって、マーケティングの基礎知識がない私にもとてもよく理解できて、すごくためになりました。

もともと私は大学時代からマーケティングに少しだけ興味があって、大学は半期ごとに受講する授業を選べる選択授業システムの学部だったため、当時マーケティングの授業も何回かとったことがあったのですが、その時の授業は自分的にあまり面白くなくて、「私はやっぱりマーケティングは向いてないんだなー」と思いながら挫折してしまったのです。でも、先日本屋で偶然このタイトルを見かけて興味をもってこの本を買ってみたのですが、今の自分の状況とか考えにもドンピシャの内容で、どんどん吸収できることばかりだったので、一気に読んでしまいました。

マーケティングなんて、企業や経営者の戦略みたいなイメージがあったので、自分とは縁のない世界かと思いきや、この本に書かれてあることはそうゆうものに限らず「人にものやサービス(価値)を提供する仕事をしている人」であれば本当に色々なものに関わるものだと思いました。だから私のように音楽活動をしている人も、活動によってお金を頂く(ライブ・音源)ということは、その例外ではないのだと思います。

特に私が気になったところを、自分に照らし合わせた上でざっとあげてみると

・自分(売りたいもの)の「強み」を知り、自分が提供できる価値を理解する
・それをもとに、(既存の競合とは別の)新しい独自のカテゴリーを作る
・「何でもできる」器用貧乏ではなく、強みや売りを明確にしてブランドイメージを構築する
・そうした自らの特性を理解した上で、「どこで」戦うか考える(ターゲットを明確にする)
・買い手(顧客)目線=原点にたちかえる

この本ではマーケティング活動は「①何を ②誰に ③どうやって」の順で考えるのが基本だといっていて、まずは商品の特性や価値を理解した上で、その価値を提供する(需要のある)ターゲットを定め、そのターゲットや顧客層に合ったやり方で売り方やPRを考えていく、ということでした。

この本の中ではコーヒー屋、自転車屋、引っ越し屋、日本酒製造業など、様々な企業やお店の例がありましたが、いずれにも共通しているのは、同じようなものやサービスを提供している競合に勝つために、競合とどう差別化していき、選んでもらい、リピートしてもらったり、拡散してもらうか、といった工夫が素晴らしいものばかりでした。例えば小さな自転車屋は、いくら価格を下げようとしても価格競争で大型量販店に勝ることは厳しいという事実があり、その上で「自分たちにできること(価値)」として商品購入後の丁寧なアフターサービスを打ち出したり、チラシには商品写真だけでなく実際に使ってみた使い心地について載せていったり、またスターバックスも、他のコーヒーの安いお店にはない、値段の割に本格派の商品やゆったりしたスペースや安らぎのひとときを提供することで独自の価値を生み出していたり、随所で独自の価値を生かした上で、またその価値を求める層のターゲット顧客に訴えるような広告戦略を立てているのだ。これらは、単に安さだけを求めている層ではなく、その独自の価値を求める「多少高くてもいいサービスを受けたい」と考える層の顧客をターゲットにして、成功しているという例であった。


そういった例を観て来た上で、やはり自分の強み、提供できる価値って何だろう、と考えた。
はっきり言って私は、口も下手だし、押しも弱いし、金儲けには無頓着だし、「商売気質」とは全くかけ離れた性格で、商売のセンスはほぼ皆無だと思う。ただ、単純に音楽というものに関しては歌もしっかりしていたいし、曲も音源も本当に質のいいものにこだわりたいし、妥協はしたくない。それはまず強みというか、自分のゆずれない軸であると思う。そしてその他の自分の性格や特技などを考えた上で、それを新しい価値として自分の目指す独自のカテゴリーを作ることが必要だと思う。

そして、その次にやらなきゃいけないのが、その価値を「誰に向けて」発信していくかということ。
正直、今居る場所は自分が目指すべき方向とか本来発信すべきターゲットとはミスマッチなところが多いと思っていて、ただ自分の目指すものや独自の価値が曖昧な今の状態では、それを模索していきながら発信するターゲットというのも手探りで探していくものなのだと思う。

今まで私は、ただやみくもに「早くお客さんを増やさなければ」と焦っていた部分があったが、これを読んだらその考えは変わった。逆に自分に合わないやり方で、自分に合わないものを求めているお客さまに提供しようとすることは、あとで自分が辛くなるだけだと思う。いくらお客さんが多くたって、私はアイドルやホステスのようなものには絶対になりたくない。だからこれは自分の特性を知った上で、じっくり作戦を立ててどういった方々に向けていくべきなのか考え、トライしていく必要があるのだ。

この本をきっかけにとても考えることが多かったので、また別の機会にこれについて色々語るかもしれません。とりあえずは著者の理央周さん、ありがとうございました。マーケティングの基礎に触れて、また違う世界が見えたという話でした。
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プロフィール

神楽サティ

Author:神楽サティ
神楽サティ(かぐらさてぃ)と申します。
シンガーソングライターの端くれをしています。R&B、Rock、歌謡曲などを含んだ「ポップス」を目指して、現在ライブハウスで活動中。主に気まぐれなつぶやきですが、よかったらのぞいていって下さい。

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