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2014-09-15

ジュリー

作詞作曲をする「シンガーソングライター」が活躍するようになって久しいが、歌謡曲の時代というのは、だいたいが曲を歌う歌い手と曲を作る人は別であり、歌い手の周りにそれを支えるプロフェッショナル達がいて、いかに歌い手や曲を売り出していくか、というプロフェッショナルな集団による人や曲のプロデュース的な仕組みが主流であった。そのため、歌い手も純粋に歌を歌うことに関する技術や誇りをもっている人が多く、私は「歌い手」として尊敬できる人は歌謡曲の時代に活躍した人が主である。

その私が敬愛する歌謡スターの1人であるのが、「沢田研二」さん、通称「ジュリー」である。実際私がジュリーに興味を持ち始めたのは、こちらも敬愛する作詞家、阿久悠さんが作詞の多くを手がけていたことや、阿久悠さん本人がジュリーのことを色々な場所で絶賛していたことからだった。(ちなみにこの阿久悠さんに関して、私は大学時代の研究テーマにするほどのファンであるため、また別の機会に詳しく話したい。)私くらいの世代の人々にとってジュリーは、もしかしたら馴染みが薄い歌手かもしれないが、彼は代表曲「勝手にしやがれ」(作詞は阿久悠さん)で年間のレコード大賞、歌謡大賞、有線大賞を受賞したこともあり、他にも「時の過ぎゆくままに」「カサブランカ・ダンディ」「サムライ」「TOKIO」等、数々のヒット曲を残している。全盛期の彼のパフォーマンスは私は映像でしかみたことがないが、本当に素晴らしくかっこいい。ライブ会場で生で見ていたら、もう絶叫して失神するかもしれない。(たぶん私はあの時代に青春時代を送っていたら「ジュリーーーーーー!!!」と狂気のような黄色い声援を送っている女子の一員だったことだろう。)

美空ひばり、ちあきなおみ、山口百恵、岩崎宏美など、私が「歌い手」として尊敬の念を抱いている歌手の方々に共通しているのは、歌が上手いというのはもちろんであるが、とにかくまるで何かが乗り移っているように曲の中の世界に入り込み、その歌の主人公を演じきってしまう才能をもった人たちである。そしてこのジュリーも、言うまでもなく抜群の歌唱力をもっているのだが、何より歌の中では見事に世界や人物像を自分のものにしてしまう人である。

私は実際のジュリーの私生活や人間がどんな人であるか詳しく分からないが、私が思う歌の中でのジュリーは、思いっきりキザでかっこつけているが、ひょうきんでユーモラスな部分もあり、そして闇に似た哀愁を含み、どこか退廃的である。決して優等生な感じではなく、表面では派手に女遊びをしているようなイメージだが、どこか物悲しく孤独な男の憂いも感じられるような気がする。そんなジュリーが歌の中で演じている独特の「男性像」が、本当に魅力的でかっこいいのだ。それは、阿久悠さんや彼の周りにいるプローデュース陣が引き出している部分もあると思うし、彼自身から自然とにじみ出ている雰囲気があるのだろう。その独特の雰囲気は、ジュリー本人が実際にもっている性質なのか、はたまた歌の中の主人公を演じているが故に感じさせるものなのか分からないが、いずれにせよあれだけ完璧に歌を自分のものにしたパフォーマンスであれだけ人を惹き付けられるのは、天才としか言いようがない。奇抜なメイクや衣装や仕草など、正直一歩間違えればイタいことになりそうなものもあるが、ジュリーがやると不思議と様になって成り立ってしまうから、驚きだ。

そんなジュリーへの想いからか、最近作った新しい曲の一つは魅力的な「ジュリー像」をテーマにして書いた曲で、タイトルはその名も「Julie(ジュリー)」。今月中どこかで発表できたらと思っているが、歌詞もジュリー的男性像の視点というか、ジュリーに歌ってほしい台詞を私が勝手に考えて書いてみたものだ。なので、私もこれを歌う時は、ある意味自分ではなくこの歌の「ジュリー的男性像」みたいなものになりきれたらと思うが、もしどこかで聴く機会があれば、そんなことを少し考えながら聴いてみてください。

さてさて、今月のライブ情報はこちら。24日の下北沢ロフトは、出番トリになりました。演奏時間も長いので、こちらで披露する可能性大です。(間に合わしたい!)他にも2つほど新しい曲がありますので、どこかでもご都合よろしいところがあれば、ぜひ遊びにいらしてください!
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9月18日(木)
場所:下北沢屋根裏
下北沢屋根裏 PRESENTS
【Love&Acoustic vol.130】
OP 18:00/ ST18:30
チケット 前売 1.500YEN / 当日1.800YEN

赤木勇司 / 武石裕作(アストラルブルウ) / しげのゆきこ
神楽サティ / 松下直樹 / 金野裕樹(黄昏ラグドール)

※出番は6番目 21:00~です!
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9月19日(金)
場所:Club EDGE 六本木
OP/17:30 ST/18:00
チケット ¥1500+1D
<出演>
小熊雄大 / Cloudy / 阿部浩二 / いとい&おぎの / 神楽サティ / 高高

※出演は5番目 20:40~30min.です!
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9月24日(水)
場所:下北沢 LOFT
『ガールズ☆サーカス』vol.67
開場 18:30 開演 19:00
チケット ¥1500 (ドリンク込)
<出演>
CLOW / 岡庭優子 / Otto / 神楽サティ

※出番は最後で21:00~40min. 新曲たくさんやる予定^^
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9月27日(土)
場所:下北沢 VOICE FACTORY
『おおともゆうレコ発ライブ』
チケット ¥1500(+1Drink)
17:00 OPEN
17:20~17:35 ヒラヤマタクト
17:40~17:55 サティ
18:00~18:15 RITA GOLDIE
18:25~20:30 おおともゆうバンド

※出番はソロ17:40~とバンド18:25~数曲参加です!
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プロフィール

神楽サティ

Author:神楽サティ
神楽サティ(かぐらさてぃ)と申します。
シンガーソングライターの端くれをしています。R&B、Rock、歌謡曲などを含んだ「ポップス」を目指して、現在ライブハウスで活動中。主に気まぐれなつぶやきですが、よかったらのぞいていって下さい。

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